脇の毛嚢炎の詳細

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脇の毛嚢炎

毛嚢炎(毛包炎)という皮膚の病気をご存知でしょうか?夏になると、海や花火大会などへ遊びに行く人も多いはずです。しかし秋や冬という寒い季節と異なり、暑いので衣服も薄着となって肌の露出も増えます。

そうなれば「ムダ毛処理」に意識が向く人も多いでしょう。しかし適切なムダ毛処理を行わなければ、毛嚢炎のような、皮膚の病気を引き起こしかねません。毛嚢炎にならないため、特に脇の脱毛処理では何に注意する必要があるのか、その点を中心に調査しました。

毛嚢炎とは

そもそも毛嚢炎とはどんな病気かご存知ですか?簡単に言えば、毛包に黄色ブドウ球菌やコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(メインは表皮ブドウ球菌)という細菌が感染し、発症する皮膚の病気です。ちなみに黄色ブドウ球菌は、食中毒を引き起こす細菌としても知られています。

カビが原因となるマラセチア毛包炎

毛嚢炎はブドウ球菌が原因と考えられています。ただ、ブドウ球菌以外にも、毛包で炎症を起こす皮膚病があるのは無視できません。

マラセチアという真菌(カビの一種)が引き起こす、マラセチア毛包炎のことです。見た目はにきびと似ており、脇だけではなく、頚(くび)肩や上腕、背中にも良くできます。

にきびと勘違いし治療を行っても改善が見られない場合、実はマラセチア毛包炎だったという場合もあるようです。

かゆみはあまり見られませんが、まれに痛みが現れ、症状が強くなると膿を伴うと言われています。

脇の毛嚢炎になる原因

脇だけに限らず、毛嚢炎になる原因は複数あります。原因を知っておくことで予防につながるのです。ではどんな行為や環境が毛嚢炎を引き起こすのかご紹介します。

ブドウ球菌などの細菌が原因

毛嚢炎を引き起こす黄色ブドウ球菌やコアグラーゼ陰性ブドウ球菌は、珍しい細菌ではありません。常在菌のひとつであり、誰の皮膚にも常に存在している細菌です。

皮脂が分泌されやすい、ムダ毛がたくさんあり、蒸れやすい部位で繁殖しやすいと考えられています。
通常皮膚にはバリア機能があり、毛嚢炎を引き起こす細菌が毛包に入ってこないよう防いでいるため、通常はあまり問題がありません。

しかし何かしらの原因、例えば免疫力の低下や皮膚病や乾燥によって皮膚のバリア機能が弱まると、毛包にブドウ球菌が入りやすくなり、結果、毛嚢炎につながるのです。

皮膚を不衛生にする・洗いすぎる

皮膚を不衛生な状態にし続けていることも、毛嚢炎の原因となります。ブドウ球菌は蒸れやすい所で繁殖しやすいのですが、汗をかいてそのまま拭きもせず放置していたら、肌は湿ったままになります。不潔な肌は雑菌が増殖する環境。そのため毛嚢炎になりやすいのです。

だからと言って、徹底的に雑菌対策をしようと無我夢中で肌を洗いすぎてしまうのも逆効果。肌を洗いすぎることは、肌のバリア機能を弱めます。つまり間違ったスキンケアなのです。
バリア機能が弱まれば肌の水分を失いやすくなり、乾燥肌になって、外部からのダメージを受けやすくなります。結果、毛嚢炎につながってしまうのです。

脇の脱毛処理で毛嚢炎に

通常、脇を怪我することはあまりありません。手足などは、転んだとか、硬いものにぶつかって皮膚が切れ、傷が付くことは良くあります。しかし脇はほぼ隠れている部分。日常生活ではあまり傷つくことはめったにありません。しかしムダ毛処理をカミソリや毛抜きで行う時は傷つきやすいのです。

脇の皮膚は薄く柔らかい部位なので、傷つきやすくても不思議ではありません。脇のムダ毛を自己処理する場合、カミソリを使う人も多いはずです。
実際、一般社団法人日本スキン・エステティック協会が女性に行ったアンケートでは、脇の自己処理の脱毛方法で一番多いのがカミソリで47%、2番目に毛抜きで25%という報告もあります。

しかしカミソリも毛抜きも、肌に負担をかけやすい器具です。特にカミソリは長期間使えば切れ味も悪くなります。剃ろうとして、無駄に力を入れて傷つくケースも少なくありません。なかなか剃れなければ、同じ箇所を剃ってしまうこともあります。

たくさんカミソリの刃を皮膚に滑らせるのは、肌の角質層を削ってしまうことにつながります。傷がつくため、毛嚢炎になりやすいのです。

副腎皮質ステロイド薬の使いすぎ

副腎皮質ステロイド薬が、毛嚢炎の原因につながります。副腎皮質ステロイド薬は、抗炎症作用、免疫抑制作用があるため、アトピーや関節炎、喘息などの治療で使われている薬です。

しかし過剰に塗り過ぎることで、免疫を抑えてしまい、細菌に感染しやすくなるという副作用が指摘されています。そのため、毛嚢炎のリスクが高くなることに。

副腎皮質ステロイド剤を、医療機関で処方された場合、医師や薬剤師の指示通り、決められた用法や用量を守らなければなりません。

光・レーザー脱毛が原因になる場合も

美容クリニックやエステサロンでの脱毛は、レーザー脱毛や光脱毛が主に施術として行われています。しかしレーザー脱毛や光脱毛でも、毛嚢炎を生じる可能性があるのは無視できません。実際、独立行政法人国民生活センターの調査でも、施術により毛嚢炎が生じたという報告があります。

なぜレーザー脱毛や光脱毛によって毛嚢炎が生じるのでしょうか?このような施術は、体毛を作り出す細胞を、熱によって壊し脱毛していきます。通常、小さな傷程度なら自然治癒することもあるそうですが、施術を受ける個人の肌状況などにより、なかなか治らず、傷口から細菌が入り毛嚢炎が生じる可能性が考えられています。

毛嚢炎のような肌トラブルを防ぐ肌のバリア機能とは?

毛嚢炎などの皮膚トラブルでは、肌のバリア機能が崩れ、ブドウ球菌と言った細菌が体内に侵入しやすくなり症状を引き起こすというのも一つの原因です。しかしどんなメカニズムで皮膚がバリアとなっているのか、不思議ではありませんか?

皮膚の一番外側には、表皮が存在しています。わずか0.02ミリしかなく、とても薄いものです。その表皮を構成しているのは、一番外側から順に、角層、次に顆粒層、有棘層、基底層となります。

表皮の一番外側、つまり外部の刺激を一番受ける角層の構成は、良くレンガ塀と表現されます。角層には角層細胞が複数あり、その角層細胞の間にできる隙間を埋めているのが、細胞間脂質という脂質です。

細胞間脂質は、セラミドという脂質の層と水分子の層が重なり合ってラメラ構造という構造を形成し角層を支えています。

皮膚はどうやってほこりや菌が体内に侵入して来るのを防いでいるのか?体内から水分が蒸散するのをどうやって防いでいるのか?

角層細胞と、その隙間を埋める細胞間脂質が、角層を構成してバリアとなっているからなのです。

皮膚のバリア機能はもろい面も

ただ、肌のバリア機能は完璧ではありません。ちょっと肌が痒くなったら、その部分を掻いてしまいます。たったそれだけで、バリア機能は崩壊してしまうのです。

秋や空気の乾燥した外気でも肌の水分が不足し、皮脂の分泌も減るので乾燥します。夏場でも油断できません。エアコンの冷房により、乾燥するからです。

乾燥肌の状態では、外部からの刺激に敏感となり、肌が痒くなるため掻きむしることで、バリア機能がますます崩壊。そうなれば、異物やウイルスが体内に入り込みやすくなります。結果、毛嚢炎だけではなく、さまざまな皮膚トラブルにつながってしまうのです。

脇の毛嚢炎のデメリットいろいろ

脇の毛嚢炎になったら症状を含めてデメリットは複数あります。「毛嚢炎なんてたいしたことはない!」と放置していたら、症状が悪化してしまうかもしれません。脇の毛嚢炎にどんなデメリットがあるかご紹介します。

見た目の問題は重要

毛嚢炎になった場合、見た目の問題があります。毛嚢炎の姿、形はけして良いものではありません。ニキビのように見えますが、もっと小さいのが特徴で、赤みが強く、中央に白い膿が現れます。

露出の多い服を着る時、電車でつり革を持つ時、手を上げた時、脇にぶつぶつした毛嚢炎を見られるのは恥ずかしいという人も居るでしょう。大切な恋人やパートナーに見られたら幻滅されるかもしれないと悩んだり、不安になったりする可能性も否定できません。

悪化するとせつ・ようにつながります

毛嚢炎による炎症が毛包の深部にまで達し悪化した場合、そしてその周辺まで炎症が起きると「せつ」や「癰(よう)」に発展します。

一般的に、せつはおできとして良く知られています。毛嚢炎とせつが一度に混ざって現れる、次々発症する場合、せつ腫症と呼ばれます。

隣接した複数の毛包を巻き込み、皮膚の深い場所で発生する病気が癰(よう)です。膿栓を持った半球状の隆起が作られた状態で、せつより症状が強いのが特徴です。

毛嚢炎がひどい状態になると、炎症性の色素沈着が起き、シミや赤みとなって残るだけではなく、最悪の場合、ケロイドにまでなるという話もあります。

どちらにしても、長期に亘ってなかなか治らない、せつやようにまで発展した場合は早めに病院へ行った方が良いでしょう。

脇の毛嚢炎になる可能性があるのでやってはいけない脱毛方法

脇に毛嚢炎が発症するのは、適切ではないムダ毛処理を行っている可能性があります。では、行ってはいけない脱毛方法とはどんなものなのか?

こんなアンケート結果があります。「株式会社ヒューマの会員アンケート調査」の「脱毛についての意識を検証」というコーナー「女性 脱毛・除毛について悩んでいることはありますか?複数回答」という質問のアンケートを行っています。

1470人が回答しており、その中の3位、376人、25.6%の人が肌荒れと答えているのです。4位はカミソリ負け。342人で23.3%という結果でした。

毛嚢炎は肌荒れやカミソリ負けも関係してきます。予防するためにはやってはいけない脱毛方法を理解しなければなりません。ではどんな脱毛法がNGなのか、調査しました。

カミソリや毛抜きは皮膚の負担が大きい

皮膚にダメージを与える脱毛方法として、カミソリが挙げられます。ただ、同じぐらいに毛抜きやワックスにより自己処理を行っている人も少なくありません。毛抜きやワックスのメリットは、広範囲を処理でき、手っ取り早く、毛根ごと抜くことが可能、さらに新しく生えて来るまで時間が長いので処理が楽なことが挙げられます。

しかし体毛を抜くというのは、神経や毛細血管が集まっている毛乳頭という部分から毛根を強引に引き抜いてしまうことです。そのため皮膚への負担は大きく、炎症や出血のリスクを高めることになるのです。毛嚢炎だけではなく、皮膚の内側で丸まってしまう埋没毛のリスクも高くなります。

カミソリのリスクは高い

確実に処理をしようとカミソリによって何度も、あるいは強く剃ってしまうのは皮膚にダメージを与えるだけです。脇毛を剃れるかもしれませんが、毛嚢炎を生み出しているとも言えます。

カミソリの刃はとても鋭いです。表面の皮だけではなく、毛包にダメージを与えてしまうことも珍しくありません。「カミソリ負けなんてしないぐらい皮膚は強い」と考えていても、疲労や病気により免疫力が低下していれば、ちょっとした傷から毛嚢炎になりやすいのも覚えておく必要があります。

除毛剤や脱色剤も肌に大きな負担

除毛剤を利用した、脱毛方法もあります。除毛剤の成分が体毛のタンパク質に作用することで溶かしていくという方法です。しかしタンパク質を溶かす成分によって、肌への負担が大きくかぶれが起きてしまう可能性は無視できません。

脱色剤を利用して体毛を目立たなくさせる手法もありますが、体毛に含まれた成分をアルカリ性過酸化水素で分解することで脱色するのですが、その成分も皮膚にダメージを与えます。

毛嚢炎を予防するための環境作り

ムダ毛処理をする時、毛嚢炎を予防したいなら、環境作りも大切です。ではどんな点に注意しなければならないのでしょうか?

いつもお肌を清潔に

日頃から体を清潔にすることを心がけるのは大切です。汗をかいたままですと、肌の衛生状態は悪化し、ブドウ球菌が増え、毛穴に入りこみやすい肌環境を作り出してしまいます。きちんとお風呂かシャワーを浴びることは大切です。

寝室の環境作りも重要

寝ている部屋や寝具をチェックしてみてください。部屋が清潔でなければ、毛嚢炎以外にも、さまざまな病気のきっかけになります。布団が湿っていれば、ブドウ球菌の活動が活発化する可能性も否定できません。そのため天気の良い日は、布団を干す、布団カバーもこまめに洗濯をし、自分の周囲の環境を整えて、毛嚢炎のリスクを低くすることも大切です。

ストレスも毛嚢炎の原因になる

ストレスが蓄積されると、免疫の低下につながります。それは自律神経という神経が大きく関わっているからです。

自律神経は24時間、体のさまざまな器官をコントロールしています。その中に免疫のコントロールも含まれているのです。

活動している時に優位となる交感神経と、睡眠する前など、リラックスしている際に優位となる副交感神経に分けられます。自律神経のバランスが整っていれば、体の各器官は正常に働いてくれるのです。

しかしストレスがかかると、自律神経のバランスが乱れ、免疫力の低下にもつながります。結果、毛嚢炎を含めて肌トラブルのリスクを高めてしまいます。

自律神経のバランスを乱さないためには、規則正しい生活や質の良い睡眠、食事の栄養バランスなどが大切になって来るのです。

脇の毛嚢炎にならないためのおすすめの脱毛方法

毛嚢炎を発症させないための大原則は、毛穴にダメージを与えないことです。ブドウ球菌といった細菌が侵入しないよう、脇を清潔にしてください。もちろん脇だけではなく、他の部位を脱毛する際にも、皮膚を清潔にすることは鉄則です。

基本的に、カミソリや毛抜きでの脱毛処理はオススメできません。しかしてっとり早い処理方法であるのは否定できないです。どうしてもカミソリなどで脇の処理を行いたいなら、皮膚だけではなく、器具も清潔にしなければなりません。同時に、深剃りを行わないよう注意することが大切です。

電気シェーバーの方が肌への負担は小さい

カミソリで脇の処理を行うより、できるなら電気シェーバーを使用した方が良いです。電気シェーバーは、刃が直接、肌に触れないため傷がつきにくいという大きなメリットがあります。さらに小さく持ち運びも簡単で、旅先に持っていけるのもポイントです。

しかしカミソリと比べると、浅く剃ることになりますからすぐに生えて来て跡が目立つというデメリットは、頭に入れておいた方が良いでしょう。

シェービングフォームを使うのは鉄則

カミソリや電気シェーバーを使って脇毛の処理を行う時は、専用のシェービングフォームを使うことが鉄則です。無い場合、石鹸を代用する人も居ます。しかし代用にはなりますが、リスクも大きいのは忘れないようにしてください。

石鹸は必要な皮脂を洗い流すので、肌バリアが弱くなり、肌への刺激が強くなるからです。そこにカミソリを使用すれば、毛嚢炎だけではなく肌トラブル全般の原因になる可能性があります。

皮膚ダメージを抑えるために必要なシェービングフォーム。使う際の注意点として、カミソリも電気シェーバーも、専門のシェービングフォームを使ってください。

電気シェーバー、カミソリ用のシェービングフォームはそれぞれ、何で剃るのかを念頭に作られています。カミソリ用のシェービングフォームを塗り、電気シェーバーで剃る(あるいは逆)にすると、上手く剃れないだけではなく、肌荒れになる可能性もあるので注意してください。

毛嚢炎を予防したいならカミソリより電気シェーバー

髭剃りムダ毛処理に使う器具は、カミソリよりも電気シェーバーがオススメです。電気シェーバーの方が、直接肌に触れないため肌に傷ができにくく、毛嚢炎になる可能性を低くできます。

電気シェーバーでも、刃が剃りづらくなると無理に押し付けたりして肌を傷つけてしまうため刃は定期的に取り替えましょう。

光・レーザー脱毛は毛嚢炎になる人もならない人も

医療レーザー脱毛や光脱毛は、毛嚢炎の可能性を考えると確かにリスクもあります。しかし脱毛方法として優れています。なぜならば体毛を作り出す組織にダメージを与え、生えなくする、生えづらくする訳ですから、確実性は高いと言えるでしょう。

毛嚢炎のリスクがあることは無視できないですが、中には、レーザー脱毛や光脱毛を行っても、発症しない人は居ます。個人差があるので、なかなか難しい問題です。例えば体調が悪い時、免疫力が弱っている場合、施術によって毛嚢炎が生じるケースもあります。

美容クリニックなどは医療機関ですから、毛嚢炎が生じてもその後、すぐに適切な治療を行ってもらえるのは脱毛処理を行う際の大きなメリットです。

しかしエステサロンも医療機関と提携しているお店もありますから、そういった部分も含め、どのクリニックやエステサロンで施術を行うのか、選択する際の検討材料にしておくと良いでしょう。

毛嚢炎を発症させないためのポイント

毛嚢炎を発症させないポイントは複数あります。適切な脱毛処理を行うことで、毛嚢炎のリスクを大きく減らすことができます。改めて脱毛をする際のポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

  • 肌が乾燥した状態での脱毛はNG
  • 錆びついた器具を使用しない
  • 面倒がらずシェービングフォームを利用する
  • 体調を崩している、病み上がりで免疫が低下している時は脱毛を行わない
  • カミソリなどで脱毛処理をした後は皮膚を冷やし、保湿をきちんと行う(皮膚のクールダウンが重要)
  • 光・レーザー脱毛をする際はリスクも理解しておく


現在、脇が毛嚢炎になってしまっているのを治すためにはどうすればいい?

毛嚢炎の数が少ない場合は、特に治療の必要がないという話もあります。なぜならば、多くの場合、自然に治癒するからです。ただ、毛嚢炎の数が多い場合には、皮膚科や美容クリニックなどの医療機関を早めに受診してください。

薬物療法や手術

毛嚢炎の治療では抗菌洗浄剤、局所用抗生物質を利用します。ただ、範囲が広いと、抗生物質の内服が必要になるケースもあるようです。ただ、毛嚢炎が進行したことでおできや、複数できて癰という症状まで悪化すれば、切開排膿、つまり切って膿を出す治療が病院で行われることもあります。

市販薬は購入する前に薬剤師へ相談

勉強や仕事、家事などで忙しく、病院に行けない人も居るでしょう。その場合、毛嚢炎を治すための市販薬を利用するという選択肢もあります。ステロイド薬や非ステロイド薬が代表的な薬です。

ただ、原因の所でも紹介したように、ステロイド薬も用法、用量を守らなければ、逆に症状を悪化させる可能性があります。毛嚢炎で市販薬を利用する場合、購入前にはきちんと薬剤師に相談することが大切です。

毛嚢炎の検査法・治療法・診療科目

ひどい毛嚢炎、ぜんぜん治らないなら早めに病院を受診することも大切です。多くの場合、薬物療法が行われるのですが、なかなか改善されないケースもあります。それは原因となる菌が薬剤に耐性を持っている場合があるからです。

すぐに改善しなかったからと言って、別の病院へ行くのは少し検討した方が良いかもしれません。初めて毛嚢炎が発症した時点からどのような変化があったのか知っていることは、治療をする上で重要な事です。効果の高い治療を、順番に行うためというのも理由として挙げられます。

病院へ行った時に行われる検査法や治療法などを表にまとめたので、参考にしてみてください。ただ、病院によって異なる部分もあるので、基本的には医師の指示に従うことが大切です。

検査法 ・皮膚状態を見て確認
・原因菌を調べるため細菌培養検査を行うケースもある
主な治療法 ・症状が軽ければ自然治癒
・抗菌薬(外用薬・内服薬)などによる薬物療法
・よほど症状が悪化した場合、切開手術も
診療科目 ・皮膚科
・美容皮膚科など

この調査内容の総括

毛嚢炎は毛穴の浅い部分で炎症が起きています。そのため多くの場合、数日で自然治癒することも多いそうです。だからといって油断できません。なぜならば症状が悪化すれば、毛穴の深い部分まで炎症が起きると、2週間経過してもまったく治癒しないこともあるからです。治ったとしても跡になるケースもあるので注意しなければなりません。

毛嚢炎にならないため、日頃から予防する意識が必要です。脇のムダ毛を自己処理する場合には、適切な方法でやることを徹底してください。肌も清潔にして、原因となる菌が増えない肌環境を作りましょう。光やレーザー脱毛をする際も、カウンセリングで説明をきちんと聞き、疑問点はしっかりと医師などに相談することが大切となります。