毛周期とはの詳細

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毛周期とは

エステやクリニックでの脱毛で良く耳にする「毛周期」という言葉があります。なんとなくイメージはわかるけれども具体的なことはわからないという方も多いのではないでしょうか。

毛周期の用語解説は以下のように書かれています。

髪の毛が成長し抜け落ちるまでの周期のこと。「ヘアサイクル」とも呼ばれる。細胞分裂が活発に起こり、新しい髪の毛が太くたくさん伸びる「成長期」、細胞の活動が弱く成長が止まる「退行期」髪の毛が抜けて新しい毛を作る準備をおこなう「休止期」の、この3サイクルを繰り返す。

脱毛の施術を受けたときに効果が出るのは、主に皮膚上に出ている「成長期」にある毛です。一度の施術タイミングに見える「成長期」の毛は、その部分の毛の10〜15%程度といわれています。

そのため、毛周期に合わせて何度も施術し、まんべんなくすべての毛に対して施術を行うことが脱毛では効果的とされています。

部位ごとの毛周期の期間

部位 成長期 休止期 毛周期
2か月 2か月 6ヶ月〜1年6ヶ月
ひげ 2〜3か月 2〜3か月 2週間〜2か月
うなじ - - 10か月〜1年6ヶ月
3〜5ヶ月 3〜5か月 1年〜2年6ヶ月
4〜5か月 4〜5か月 1年〜1年6ヶ月
アンダーヘア(VIO)
1〜2年 1年 1年〜3年
背中
- - 8か月〜1年2か月
3〜4ヶ月 3〜4ヶ月 1年〜2年
眉毛 1〜2か月 3か月 4〜5か月
胸毛 3〜5か月 8か月〜1年6ヶ月
鼻毛 2〜3か月 2〜3か月 -
指毛 - - 6ヶ月〜1年6ヶ月
 

毛の濃さの個人差にについて

毛周期の個人差は、新陳代謝の活発さ、生活リズム、年齢、性別、遺伝的な要素等によって現れるもので、毛質の違いはそれほど影響しないとされています。

例えば、同じ部位の脱毛でも、10代よりも40代のほうが脱毛の効果が出やすくなります。これは10代のほうが新陳代謝が活発で発毛の勢いも強いためです。

毛周期を自分で調べるのは非常に困難で、見た目にはずっと同じ毛が生えているようにしかみえないことがほとんどです。具体的に毛周期を調べたいという方は、サロンやクリニックの専門スタッフに相談することをおすすめします。

男性と女性の違い

男性と女性では、若干の差がありますがそれほど大きな違いはありません。ただし、ヒゲについては男性の場合最も早いサイクルで毛が生え変わり、また個人差も大きいので男性のひげの毛周期は2週間〜2か月ほどとされています。

毛周期を無視したら効果は変わるのか?

ほとんどのサロンやクリニックでは2〜3か月の間隔での施術となりますが、それを無視して毎週、毎月など好きな間隔で施術するとどうなるでしょうか。

結論からいうと、「効果は変わらない」です。

光脱毛や医療レーザーは、成長期の毛を通して、そのさらに奥につながる毛乳頭にダメージを与えたり、破壊する施術です。休止期や退行期では、毛と毛乳頭とのつながりがないため効果は全く期待できません。

光脱毛やレーザー脱毛は肌への負担は少ないとはいうものの、ゼロではないので、毛周期を無視した施術は効果がないうえに、肌に負担をかけることになるため、あまりメリットはないでしょう。

毛周期を必要としない脱毛方法の存在

最近では一部のサロンで「毎月の施術が可能」「最短6ヶ月で完了」といった広告が見られます。こういった広告は魅力的に見えますが、その鵜呑みにするのではなく、どういった根拠なのか、どういった施術方法なのかを十分に確認する必要があります。

SHR脱毛

通常よく使われている光脱毛は、毛穴から見える成長期の毛に熱を加え、毛根にダメージを与える方法ですが、このSHR脱毛は毛を包み込む「毛包」にダメージを与える方法です。毛包の皮膚に近い部分にある「バルジ領域」という部分を熱で温めることで発毛を促す機能が停止します。

このバルジ領域は皮膚の浅い部分にあるので、毛が毛根とつながっていないタイミングでも施術をすることが可能となっています。つまり毛周期に関係なく施術が出来る方法なのです。

ただし、このバルジ領域を破壊する方法は、結局のところ黒いメラニン色素を狙って熱を加えるため毛周期を完全に無視できないという意見もあります。

最新の技術であり、情報が十分に共有されていない部分もあるので、サロンでの説明をしっかりと聞いたうえで、じっくり考えてみてください。

あいまいな説明のサロンは要注意

毛周期に関係なく施術可能としているサロンで、その理由を聞いたときに「最新の機種を使っています。」「連続照射が出来るからです」といったあいまいな説明しかしてくれないサロンは要注意です。スタッフ自身がその根拠を理解していないことや、効果が十分に得られない可能性もあります。

毛周期が崩れる原因

ホルモンバランスの乱れ

男性ホルモン・・・毛母細胞の働きを妨げる
女性ホルモン・・・体毛の成長を促す
このホルモンバランスが何らかの要因で乱れると毛周期も乱れてしまいます。

生活習慣の乱れ

新陳代謝が活発になるといわれる22時〜2時に十分な睡眠をとれないまま過ごしていると、毛母細胞へ栄養が行きわたらず毛周期の乱れにつながります。

ストレス

ストレスによって自律神経を乱すと毛乳頭への血流が悪くなり、毛周期が乱れる原因になります。精神的なストレスのほか、極端なダイエットのストレスも同様です。

毛抜きなどでの自己処理

無理に毛を引き抜く自己処理をすると、再生しようとする力が働き、毛乳頭が発毛を促します。その結果、毛周期が乱れる原因となってしまうのです。

脱毛方法ごとに最適な脱毛タイミング

光脱毛 毛周期に合わせて2〜3か月ごと
レーザー脱毛 毛周期に合わせて2〜3か月ごと
ニードル脱毛 毛周期に関係なくいつでも可能(ある程度生やしてから)
脱毛クリーム 毛周期に関係なくいつでも可能(ある程度生やしてから)
ワックス脱毛 毛周期に関係なくいつでも可能
カミソリ 毛周期に関係なくいつでも可能
毛抜き 毛周期に関係なくいつでも可能

毛周期関係なく早めに脱毛したい

ここまで毛周期についてみてきた中で、毛周期にタイミングを合わせるしかないのなら毛周期を早めればいいのでは、と思われたかもしれません。しかし実際は毛周期を早めるということは不可能とされています。

毛周期を乱す要因を先ほど紹介しましたが、乱すことはあっても、意図して早めるという方法は現状では見つかっていません。もし効果をより早く出したいということであれば、しっかりと自分の毛周期を見極めて、適切なタイミングで施術を繰り返すことが大切です。

この調査内容の総括

脱毛をするときに必ず考えなければならない毛周期について調査してみました。

毛周期がどのようなものかを理解し、どのタイミングでの施術が効果的なのかをしっかり考えて脱毛をすることでより高い脱毛効果を得ることが出来ます。

通常は2〜3か月あけて施術を行うことが多いのですが、部位によって毛周期も異なるので施術部位が複数の場合はそれぞれの毛周期に合わせて施術のタイミングをずらしていくのも一つの方法です。

また、最近では毛周期に関係なく施術可能なSHR脱毛というものも出てきています。まだ新しい脱毛方法で情報が錯綜している部分もありますが、スピーディーに脱毛を終わらせたい方や、忙しく時間が合わせられない方などはこういった方法を使っても良いでしょう。

ただし、その場合はカウンセリング等で内容をしっかり理解することが大切です。サロンによってはあいまいな表現でごまかされることもあるので注意が必要です。

毛周期をしっかり把握した上での脱毛ほど効果的な脱毛はありません。サロンやクリニックのスタッフと相談しながら自分の毛周期を知り、スピーディーにツルツルの美しい肌を手に入れましょう!